~スポーツでもっと元気な街に~
八王子サッカー協会会長 小泉 修
まだまだ地域によっては震災の爪痕も残りますが、以前より掲げている”交流”をテーマに今年も同じサッカー仲間として、サッカーをキーワードに日本中を元気にしていく活動を続けます。 また、八王子の街からJリーグ、Fリーグへの目標も、天高く駆け上がっていく龍のように、目標に向かって確実に昇るための大切な年として、サッカーに関わる全ての人々の力を一つにし夢をみんなで実現させて行きましょう。
1.夢のスポーツカレンダー
世界を見つめるとビッグなスポーツイベントが目白押しです。(ユースオリンピック、ワールドカップなど)また、国内においても2013年の東京国体、2020年の東京オリンピック開催等、東京を中心とした身近でのスポーツイベントが計画されています。八王子でも10年後を見据えたビッグなイベントをスポーツ産業起こしとして位置づけ、それに向かっての施設整備、既存施設や遊休土地の有効利用、ホスピタリティの醸成、競技人口の増加、アスリートの排出などの戦略を検討したらどうでしょうか。(ターゲットとしては次次回ユースオリンピック、ユニバーシアードあたりか)
さて、八王子サッカー協会では「夢があるからやる気が出る」を合言葉にJリーグ入りをめざす「東京八王子FC」、Fリーグをめざす「ディべルティード八王子」の育成・強化を展開し、地道な活動を通じて協会50周年(2020年)までの達成をめざしています。八王子は都内からみると西の果て。でも山梨からみると出島。歴史文化、自然、教育、交通、産業が織りなす八王子は、温故知新をベースとして特色あるチームづくりの可能性は高く、スポーツ文化都市としての成長する遺産・財産は多くみられます。市制100年(2016年)を通過点として、今から「夢のスポーツカレンダー」を共有し、「スポーツでもっと豊かな生活」を求めていこうではありませんか。
2.八王子サッカー協会の取組
八王子サッカー協会では自立と夢の実現のため、創立35周年を契機として以下に示す3つの行動指針と5つの目標を掲げています。
この理念に基づき、通年の市内大会事業に加え次の5つのことを実践しサッカー界を盛り上げ、夢の実現に向かって歩んでいます。
①スポーツの市民草の根活動
「気軽なサッカー楽校」を開校し、サッカーを通じてスポーツの楽しみ方(する・みる・サポートする)を議論・体験する
②出て行くより呼び込む施策の展開
全国からサッカーチームを招請し、交流人口を増やすとともに市内の経済活性化に寄与する(東京ユースフェスティバル、少年少女招待大会他)
③もうやめよう、誰かに何かをしてもらうことを
自分達で出来ることは自分達で実践することを基本とする(芝生化、草刈り、グランド確保等)
④大人も夢を持て、でなければ子供に夢を持てとは言えない
夢の実現めざす上で必要な多種目・多目的なスポーツパークや市民が集える世界で最も美しいスタジアムの建設
⑤Jリーグ・Fリーグを手段として「スポーツでまちづくり」をめざす
NPO法人東京スポーツビジョン21と協働で八王子のプライドを醸成するチームづくりとサポーターの育成