第7節は東京の東の端、千住で開催された。
会場は全く風の通らないインドアコートであり、体力を消耗する厳しい戦いになることは容易に想像出来た。
更に相手は、昨年度の試合で惜敗しているサンパチオフットサルクラブである。
ディベルティードは、いつにも増して必勝の思いで臨んだ。
序盤はディベルティードがボールを支配、サイドのスペースを効果的に使い、攻撃のリズムを作る。
そして、そのリズムの中から先制点が生まれた。
ディベルティードの若獅子安斎がサイドから左足一閃でゴールをもぎ取る。
喜ぶチーム一同。
しかし、その直後サンパチオはピボ当てから巧みなシュートを決め、同点に追いつく。
その後、両者一歩も譲らない攻防が繰り広げられる。
このまま同点で前半終了かと思われたが、終了間際にサイドから橋本、安斎が立て続けにゴールを決め、前半は3-1で終了。
後半は開始からサンパチオペース。
2点を追いかける為、卓越した個人技で攻め寄せる。
ディベルティードは、キャプテンの南を中心に我慢のディフェンスが続く。
なかなか得点が奪えないサンパチオは、前がかりになるが、そこを小池が鋭いカウンターからゴール。
3点差がついた事で試合は決まったように見えたが、直後にディベルティードのディフェンスの緩みを見逃さず、サンパチオがドリブル突破からゴール。
一気に盛り上がるサンパチオのベンチ。
しかし、そんな悪い流れを断ち切ったのはディベルティードの大黒柱である鵜飼だった。
サイドを突破し、中央にパス。
これを平加が冷静にゴールに流し込んだ。
そして、直後に鵜飼自身がサイドから中央にカットインしてゴール。
得点ボードは6-2。
後半終了間際にサンパチオに意地の1点を決められるが、試合を終始コントロールしたディベルティードが6-3で勝利した。
最後にディベルティード監督の三浦は、
「アウェー、猛暑と過酷な環境で勝てたのも、ひとえに日頃からのサポーターの皆さんのご支援の賜物です。
これからも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。」と締めくくった。